誰からも愛される味を目指した鹿児島の郷土料理
*パッケージは価格帯によってカタチが変わる場合がございます。
*デザインは時期によって変更の場合がございます。
今回、SHUN GATE編集部では「さつまあげ」発祥の鹿児島県に拠点を構え、地元特有の呼び名である「つけあげ」を、ブランド名に冠した南海食品の「月揚庵」の「さつまあげ」を紹介する。鹿児島の伝統製法を活かしながらも、日本全国の人々が楽しめる味を追求した、「月揚庵」の「さつまあげ」を贈り物に試してみてはいかがだろうか。
まずは、月揚庵の「さつまあげ詰合せ」を実際にSHUN GATE編集部メンバー内で食べたときの感想を、味だけではなく、見た目など様々な角度から、受け取る側の素直な気持ちも交えてお伝えしておこう。
好みの味わいを探す楽しさ
箱を開けて目に飛び込んでくるのは、6種類のさつまあげ。封を開け口に入れると、6種類それぞれの個性が口のなかで表現される。
ベーシックな「上揚」は、表面が艶やかに光り、味は甘さ控えめで上品な印象。見た目の白色が際立つ「しそ棒天」は香りが最高、口いっぱいにさわやかな風味が広がった。そして、鹿児島名産のさつまいもを使った「さつまいも天」は、一口かじると、断面には素材が顔を出し、鹿児島ならではの味わいを実感することができる。
味はもちろんのことだが、この様々な個性の演出によって、受け取る側に好みの一品を探す楽しさを与えてくれることも贈り物としての決め手となるだろう。
味の決め手は鹿児島の地酒。
地元の伝統を活かしつつ、誰にも親しみやすい風味に仕立てた月揚庵の「さつまあげ」。南海食品専務取締役の鮫島隆光さんによれば、素材選びから上品さにこだわっているという。「地元では青魚を使うところも多くありますが、私どもは繊細な仕上がりを求めて、身質が淡泊できめが細かいイトヨリダイを使っています。その一方で、味の決め手となる酒は、地のものにこだわり、鹿児島の蔵元の清酒を使い、ここでなければ出せない味わいにしています」。その地酒とは、平安時代あたりから存在する灰持酒(あくもちざけ)。本坊酒造の宝星酒という銘柄だけを使うそうだ。この吟醸酒は、「さつまあげ」と一緒に楽しむことで魅力は倍増するという。
「関東の方には、練り物と言えば鍋のタネが有名ですが、鹿児島の『さつまあげ』は、おやつやお弁当などで、そのまま食べていただくのも楽しみの一つです。大人の方が、酒のつまみにする場合は、軽く炙ってもらえると、使われている地酒の風味がふわっと広がり、特に芋焼酎との相性は最高ですね」。
鮫島さんのおっしゃる通り、味付けと様々な食べ方によって、子供から大人まで、地域を選ばず、豊富な楽しみ方ができる「月揚庵」の「さつまあげ」は誰からも喜ばれること間違いない一品だろう。
月揚庵 天文館店の紹介
鹿児島市の「天文館通り」は、郷土料理店やみやげもの店が立ち並ぶ県内随一の繁華街。その一角の月揚庵 天文館店では、季節ごとの限定商品や、実演販売で揚げたてのさつまあげを味わうことができ、休憩やお土産選びにお勧めのスポットです。
住所 | 鹿児島市千日町15-4 *鹿児島市電 天文館通駅から51m |
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TEL | 099-248-9100 |
営業時間 | 9:00-20:00 |
定休日 | なし |