しめサバ

alarm 約 50 時間 作業および解凍130~160分/冷凍48時間
しめサバ
秋から冬にかけて脂が乗り美味しくなる「サバ」。青魚特有の香りと旨みを引き出すレシピを、ねぎお寿司の根岸さんに伺った。

材料

  • まさば
    一匹
  • あらじお
    100g
  • 岩塩
    100g
  • お酢
    200ml(穀物酢か米酢)

作り方

  1. まずお酢を、サバが入るくらいの蓋ができるタッパーに入れる。これを冷蔵庫で冷やしておく。お酢が冷えていないとサバの皮が溶けたり、締まりすぎる原因になってしまう。
    しめサバ作り用のお酢
  2. サバを捌く。 頭をとり、お腹を開き内臓を取り除く。
    サバを捌く
  3. 流水でお腹の中や外側を洗う。内臓が残っていると苦くなったり、菌が増えたりするので気を付ける。
    サバを洗う
  4. ふきんなどで水気を切り三枚におろす。
    三枚おろしにしたサバ
  5. あら塩と岩塩を混ぜあわせて、サバの両面に真っ白になるようにしっかりつける。サバは身が割れやすいので注意する。置くときは皮を上にすると割れにくい。 締める時間は15~30分。時間は鮮度が良いものほど短く、脂がのっているものは長くする。 ※サバ一匹ずつ美味しい時間が違うので感覚を磨こう。
    サバに塩をまぶす
  6. 時間になったら流水で塩を洗い流し、ラップで一枚ずつしっかり巻き並べて冷凍する。冷凍することで 寄生虫予防となる。家庭用の冷凍庫の場合、48時間冷凍すると安全。 ※時間がない場合は「冷凍」ではなく、バットに並べて「冷蔵(15分程度)」でも可。ただし自己責任で判断を。
    サバについた塩を洗い流す
  7. ラップをとりキッチンペーパーを敷き、ラップをして冷蔵庫で約1時間、ゆっくり解凍する。
  8. 次にお酢で締める。締める時間は15~30分。 時間はお塩の時と同様で鮮度が良いものほど短く、脂がのっているものは長くする。 ※この時にお好きなお酢を少量混ぜてもいい。そのお酢の雰囲気が出る。 ※お酢にサバが入りきらないときはキッチンペーパーをかぶせる。タッパーを傾けペーパーを濡らしておけば大丈夫。
    サバをお酢で締める
  9. 時間がたったらお酢からあげ、バットにとる。 ※締め終わってすぐは身が柔らかいので、20分ほど冷蔵庫で寝かせると身が落ち着く。
    サバをお酢からあげる
  10. しめサバは、皮をまず取る。頭のほうからはがれるので、身を傷つけないように上から抑えながらはがす。
    しめサバの皮を取る
  11. 腹骨をとり、小骨を抜く。
    しめサバの小骨を抜く
  12. 切りつけて出来上がり。尾っぽ側から切ると寿司ネタのようになり、皮を上で頭から切るとお刺身のようになる。
    しめサバを切る

レシピ提供 : ねぎお寿司 根岸和也さん

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