美味しく食べて食品ロスの解決へ。「THINK, EAT, TABLE」
「Hama House」で平日販売しているお弁当と、11月3日に開催された秋のイベント、「Hamacho Autumn Session(浜町オータムセッション)」での提供フードに、これまで紹介した食材の一部を使用、その取り組みの様子をご紹介します。
美味しく食べて食品ロスの解決につなげたい
今回の企画は一般社団法人Tokyo Good Manners Project(TGMP)が主催する「福ごはんプロジェクト」とのコラボレーション。「福ごはんプロジェクト」は、食べられるはずなのに捨てられてしまう「食」について考え、解決する取り組み。 “もったいない”という日本人の美徳に基づいたグッドマナーで、フードロス削減に向けたアクションを起こすべく、 「残り物には福がある」という日本の文化に密着したことわざから着想を得ています。
一方で「THINK&EAT」は生産現場や取り組み、活動する人を紹介し、人の想いを伝えてきました。規格外の食材を捨てるのではなく、美味しく食べていたら知らず知らずのうちに食品ロスの解決につながっていた、というポジティブなものであることを願い、今回の「福ご飯プロジェクト」とのコラボレーション企画を「THINK, EAT, TABLE」と名づけました。
見ても楽しく、食べて美味しく
今回はTHINK&EATでこれまで取材した「延岡メンマ」、「チバベジ」、「ベジート」、「はなぱんちゅん物語」を使い、美味しく食べて食品ロスの解決につなげることを目指しました。
延岡メンマとはなぱんちゅん物語はおにぎりに、チバベジの「アートな野菜」は、スープやケーキに。ベジートはスイートポテトを包み、見た目も目を惹くさつまいものようなデザートになりました。
またドリンクは規格外のにんじんを使用した、青果ミコト屋のにんじんジュース、摘果りんごを使ったシードルとソーダを提供。さらに店頭では規格外食材を使用した犬のおやつ「mellowbear」の商品を販売しました。
店の前にTHINK&EATのコーナーを設け、事業者の紹介パネルを展示していると、いろんな方が興味を持って立ち寄る姿も。大人から子どもまで多くの方の目を惹きました。
毎日のお弁当でも食品ロスの解決へ
また11月の期間中は、「Hama House」にて平日販売しているお弁当も「THINK&EAT」とのコラボレーションに。こちらにも日替わりで、「THINK&EAT」で紹介してきた食材を使用しました。そのまま使うだけでなく、さまざまな料理にアレンジされたお弁当は毎日完売。お店の近隣に住む方やワーカーの方に好評でした。
さらに店内にポスターを掲出、リーフレットの配布や事業者紹介のパネルを設置。多くのかたに食品ロスについて知り、触れてもらえる施策を展開しました。
「THINK&EAT」ではこれからも食品ロス解決に取り組む人やもの、取り組みを紹介していきます。