1.ファーム トヤの「りんごジュース」「りんごジャム」
飯綱町の中でも“秘境”と呼ばれる山深い地域・奈良本地区にあるファーム トヤ。この4代続くりんご農家で地元を牽引する積極的な活動を続けているのが外谷淳弥さん。苗木を一列に植える新わい栽培という栽培方法をいち早く取り入れ、「信州の環境にやさしい農産物認証」も取得し、減農薬でりんごづくりをしています。町内でも標高が高く人口の少ない地域のため、空気は澄んでいて星空は絶景。りんごの実も低い気温の中でじっくりと甘く熟します。
そんなファーム トヤでは、りんごやりんごジュースはもちろん、外谷さんの10年越しの夢だった、オリジナルシードルづくりにも取り組み始めています。過疎化が進む奈良本地区を守りたいと、地元の仲間たちを率いた活動も行う外谷さん。手塩にかけて育てたりんご、りんごジュースを通して、奈良本地区の魅力を伝えます。
2.北信五岳シードルリーの「シードル」
近年、飯綱町で注目を集めているのが、りんご果汁を発酵させてつくる微炭酸のお酒、クラフトシードルの醸造。北信五岳シードルリーは、町内の廃校をリノベーションした複合施設「いいづなコネクトEAST」内にある林檎学校醸造所でシードルをつくっています。飯綱町初のシードル醸造所をつくったのは、所長の小野司さん。
シードルは傷物のりんごを生かすことができるだけでなく、品種のブレンド配合や、使う酵母によって味わいの個性を出すことができるのが魅力。北信五岳シードルリーでも甘口や辛口など、さまざまな味わいのシードルを生産しています。また生食では賞味期限の短いりんごをシードルにすることで、おいしいりんごをより長く楽しむことができます。飯綱町のりんごをシードルでぜひ味わってみてください。
3.お菓子のマドの「みつどんサブレ」「グラノーラ」「クッキー」
添加物や卵、乳製品などを使用せず、植物性の素材だけでつくる体に優しいヴィーガンスイーツのお土産物がつくりたい!と一念発起して生まれたのが、お菓子のマド。独学でヴィーガンスイーツづくりを研究し尽くした鈴木洋子さんが、さまざまな種類のお菓子を展開しています。
驚くのはその味わい。バターや牛乳などは一切入っていないのに、優しい甘味と素材の味わいを感じるお菓子はしっかりと美味しく、言われなければヴィーガンだと全く気づきません。飯綱町のキャラクター・みつどんをデザインしたサブレや、地元産のりんごチップスを使ったグラノーラ、米粉を使ったクッキーなど、見た目もかわいく身体に優しいお菓子が勢揃いです。
4.ばばの台所の「りんごチップス」
飯綱町赤塩地区でりんご農園を営む関妙子さんが、ばばの台所というブランド名でつくる「りんごチップス」は、他のりんごチップスとはひと味違います。農園でふじ、シナノスイート、シナノゴールド、ぐんま名月、高穂、果肉が赤いメイちゃんの瞳といった品種を栽培している関さん。化学肥料は一切使用せず、「おいしくなれ」と想いを込めて手間暇をかけてりんごを育てています。「りんごチップス」にはその中でも酸味が少なく、果実が甘いふじとシナノスイートだけを使っています。
何よりのこだわりは、独自の方法で水分をしっかりと飛ばすことで生まれるサックサクの食感。まるでポテトチップスのような食感は、他にはないおいしさの秘密です。また、りんごチップスには傷物のりんごを使うメーカーが多い中、関さんは生食用でも十分においしい完熟りんごのみを使用。“ばばの台所”で生まれるこだわりのりんごチップスは、関さんの似顔絵がついたパッケージが目印です。
5.Fujiwara Roots Farmの「りんごジュース」
スノーボードが大好きな藤原さん夫妻が営むFujiwara Roots Farm。農園名の“Roots”には、農業や生活の原点を大切にしたいという想いが込められています。二人は県外から長野県に移住し、2年間の研修を経て農園をオープン。2018年に飯綱町に移住してきた新規就農者です。自分たちなりのスタイルを大切にしながら、フレッシュな感性でりんごづくりをしています。
藤原さん夫妻がこだわっているのは、化学肥料と除草剤は一切使わず、減農薬で皮ごと食べても安心なりんごをつくること。自らが子供を持ったことで、口に入るものの安全性を考えるようになったと言います。どうしても生まれてきてしまう規格外りんごはジュースに加工。りんごをそのまま食べているかのような風味豊かなジュースは、毎日を元気にしてくれます。
これらの飯綱町の特産品は下記よりご注文いただけます。ぜひお試しください。