“まじりっけなし”魚のうまみを極限まで

鐘崎 笹かまぼこ 大漁旗
鐘崎 笹かまぼこ 大漁旗
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パッケージ

*パッケージは価格帯によってカタチが変わる場合がございます。
*デザインは時期によって変更の場合がございます。

贈答品やお正月の御節料理などに用いられるかまぼこは、魚に慣れ親しんだ日本ならではの食べ物である。竹の棒に筒状に巻いて作った平安時代のかまぼこから始まり、板の上に成型した「板かまぼこ」や伝統の技から生まれる「細工かまぼこ」など、現在日本全国ではさまざまな種類が作られている。
今回は、そのなかでも仙台名産の「笹かまぼこ」から、鐘崎の笹かまぼこ「大漁旗」をおすすめする。この商品は、大判で厚みがあるのが特徴だが、大きいだけではない。本物の味にこだわり、保存料や着色料を使用していないうえに、つなぎなどに使用されるでんぷんや卵白も無添加。魚本来の旨みとやわらかでジューシーな食感を大切にするため、吟味した素材で丁寧に作られている、鐘崎の笹かまぼこ「大漁旗」を贈り物に試してみてはいかがだろうか。

まずは、鐘崎の笹かまぼこ「大漁旗」を実際にSHUN GATE 編集部メンバー内で食べたときの感想を、味だけではなく、見た目など様々な角度から、受け取る側の素直な気持ちも交えてお伝えしておこう。

旨みが凝縮、食べ応え充分。大判厚焼き笹かまぼこ。

「大漁旗」という端正な文字が入った包みを開けて、まず、驚くのがその大きさだ。箸で持ち上げるのも苦労する重たさに、笑みがこぼれる。
口に入れると、プリプリとした歯ざわりに続いて、うすく焼き目のついた表面からは香ばしさが広がる。食感はフワッと軽く、魚の旨みが凝縮されていて、1 つ食べるとかなりの満足感が得られる。何もつけなくてもそのままで十分美味しいし、お酒のおつまみにわさび醤油を付けて食べるのも最高だろう。また、かまぼこそのものの味に深みがあるので、料理などに使っても、風味をよりいっそう楽しめそうで、幅広い年代の方に喜んでいただける贈り物になるだろう。

「つなぎは入れない」かまぼこ作りの原点を忘れない

独特なプリプリの食感は、その製法に秘密があるという。鐘崎の小野さんに詳しくお話を伺った。「まず、原料となる魚のすり身作りからこだわっています。気温や水温の変化によって仕上がりが異なってくるので、配合をその都度調整しています。さらに、中までじっくり火を通す独自の技術で、大判ながらも表面は固くなりすぎないよう、ふっくらと焼き上げています。また、すり身の原料となる魚は、季節によって状態が異なるため、素材選びも慎重に行っています」
「大漁旗」の味は今でも進化していると、小野さんはいう。「より味に深みを出すため、使用する素材を新しく見直しました。高級魚の“吉次(きちじ)”と、宮城県産の“伊達の旨塩”を使用しています。吉次は豊かな風味と旨みをもつ、年間を通じて味が良いとされる魚です。実は、かまぼこに使用するのは難しいと言われているのですが、より良いものを召し上がっていただきたいという思いから採用されました。“伊達の旨塩”はミネラルがたっぷりと含まれていて、魚の旨みをより引き出してくれます」と、小野さん。

鐘崎では、こういった改良を常におこなっているという。保存料や着色料を使わないだけでなく、つなぎなどに使用されるでんぷんや卵白を使用しないというのも、たゆまぬ努力の賜物だ。「そもそもかまぼこは、調味料を使わず、魚のすり身と塩だけでシンプルに焼き上げたものです。でんぷんや卵白を使えば、成型しやすくなり生産が楽になるのですが、鐘崎ではモノ作りの原点に立ち返り、“まじりっけなし”にこだわっています」
素材へのこだわりと、かまぼこ作りへの熱い思いが込められた「大漁旗」は、味が良いのはもちろんのこと、アレルギー物質が含まれていないので、誰でも安心して食べられるのが特長だ。多くの人に喜ばれる鐘崎の笹かまぼこ「大漁旗」を、贈り物として選んでみてはいかがだろうか。

かまぼこの鐘崎一番町店

かまぼこの鐘崎一番町店

かつて伊達藩の城下町として栄え、現在はけやき並木に代表される緑が豊かな、文化と自然が調和する街として知られる宮城県仙台市。春の「仙台・青葉まつり」、夏の「仙台・七夕まつり」、冬の「SENDAI 光のページェント」のイルミネーションなど、この街では四季折々のイベントが楽しめます。仙台市の中心部にある「かまぼこの鐘崎一番町店」では、今回紹介した「大漁旗」をはじめとする多彩な笹かまぼこを中心に、仙台名物の牛たん商品、さらには季節の細工かまぼこなど、鐘崎自慢の品々を販売しています。

住所 仙台市青葉区一番町3-5-16
*JR仙台駅から徒歩約12分
TEL 022-265-4531
営業時間 10:00-19:00
定休日 1月1日
URL http://www.kanezaki.co.jp/shop/ichibancho.html
Writer : TOSHIFUMI KIUCHI
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Photographer : KOJI TSUCHIYA

株式会社鐘崎

所在地 宮城県仙台市若林区鶴代町6-65
TEL 0120-535-161(フリーダイヤル)
URL http://www.kanezaki.co.jp/

※こちらの情報は取材時のものです。最新の情報は各店舗にお問い合わせください。

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