東京発。老舗の技術から生まれた新しいお菓子

東京カラメリゼ/上野凬月堂 東京カラメリゼ
< PACKAGE >
パッケージ

*パッケージは価格帯によってカタチが変わります。
*デザインは時期によって変更の可能性がございます。

今回は、贈り物の王道「お菓子」の中から、東京を代表する老舗和洋菓子店、上野凬月堂のブランド「東京カラメリゼ」の代表商品である「東京カラメリゼ」をおすすめする。「東京カラメリゼ」は、上野凬月堂が2010年に新設した、カラメルがテーマの新ブランドだ。

ブランド名にもなっている、代表商品「東京カラメリゼ」は、独特な食感のウエハース生地にカラメルがかかった新しいお菓子であり、ご挨拶やちょっとした手土産にも最適だ。安心感のある定番のお菓子を贈るのも良いが、“老舗が自信を持って作り出した新たなお菓子”でいつもとは違うサプライズの演出ができる贈り物を試してみてはいかがだろうか。

まずは、「東京カラメリゼ」を実際にSHUN GATE編集部メンバー内で食べたときの感想を、味だけではなく、見た目など様々な角度から、受け取る側の素直な気持ちも交えてお伝えしておこう。

口のなかが幸せになる瞬間。ほどよい甘さと軽快な食感!

封を切った瞬間に広がるカラメルの芳ばしい香り。各々が口に入れた瞬間「パリパリパリッ」と軽やかな音が広がる。そして一斉に「このサクサク感たまらない!」という声があがった。「カラメルの芳ばしい香りが口のなかで広がっていく」と一口、またひとくちと進んでいく。女性メンバーも「甘さがちょうど良いから何枚でも食べられる」と次の1枚に手をのばすほどだ。「ゴーフルとはまた違った、軽快な口当たりとカラメルのほどよい甘さが絶妙」という感想も。ゴーフルを知っている人も知らない人も、驚きをもって受け入れられる万能の贈り物だ。

誰もがワクワクするパッケージも魅力のひとつ

四角い箱に、ダイナミックに商品がプリントされているパッケージにも魅力が詰まっている。早く箱を開けたいとワクワクさせられるパッケージだ。加えて、好評だったのが、その軽さだ。一番大きい36枚入でも、紙袋に入れてみるとほとんど重さを感じない。持ち運びやすさはお土産選びの重要なポイントでもある。

お菓子の新たな可能性を広げる伝統技術

この独特な食感を持つ「東京カラメリゼ」は、どのようにして生まれたのか。上野凬月堂の代表取締役社長、大住佑介さんにお話を伺った。

「創業1747年という長い歴史を持つ上野凬月堂は、創業当初から常に新しいお菓子を開発し続け、今でもなおその精神が根強く息づいています。ロングセラーのゴーフルは、明治のはじめから製造・販売されていた薄焼きのカルルス煎餅を進化させようと開発した、クリームをはさんだお菓子です。そして、「東京カラメリゼ」は、カルルス煎餅の時代から受け継がれて来た「はさみ焼き」の技術と、カラメルをコーティングする新技術を組み合わせ、“東京発の今までになかった新しいお菓子を作りたい!”という想いから生まれました。アイデアはいろいろありましたが、上野凬月堂のコアとなる技術を活かして開発しました」。

そう言われてみると、確かに「東京カラメリゼ」は、今までに味わったことのない食感の中に、どこか懐かしさを感じるところがある。ここに年代を問わず誰からも受け入れられる理由があるのかもしれない。

「満足感を味わってもらいたい」想いから生まれる技術の進化

上野凬月堂が誇る、はさみ焼きの技術を見せてもらった。ゴーフルも東京カラメリゼも、水ダネと呼ばれる生地を使っているそう。サクサクの食感の秘密を尋ねると、大住さんは次のように語ってくれた。

「生地に水分を多く含んでいるのですが、この水分量がポイントです。生地がやわらかいと歯ごたえがなくなってしまうのです。薄いお煎餅作りは、生地の配合が重要なカギになります」。はさみ焼きは、2枚の鉄板の間に生地を流し込み、重ねるというシンプルな製法だ。平たい鉄板に生地を適量落とすだけなので、仕上がりも正円にはなりにくい。

「焼き上がりは生地の状態によって大きく左右されます。このシンプルな製法で、正円に近い円を焼き上げるための生地作りが大変でした」と大住さん。
薄い煎餅が焼き上がると、次はカラメルのコーティングだ。「東京カラメリゼ」は煎餅の軽い食感とカラメルの甘さの絶妙なバランスがポイント。「ゴーフルのようにクリームをサンドしないので、焼いた一枚の煎餅の味だけで勝負しなければなりません。食べやすさと満足感のギリギリのラインを見つけるのに時間がかかりました」。

サクッと軽い「東京カラメリゼ」には、上野凬月堂の長い歴史と、並々ならぬ苦労が隠されていた。

「東京カラメリゼ」は東京のゲートウェイである駅や空港、サービスエリア、またはお台場などのランドマークで購入ができる。
旅行や出張などで東京に訪れたとき、老舗の技術から生まれた新しいお菓子「東京カラメリゼ」を贈り物として選んでみてはいかがだろうか。

上野凬月堂本店の紹介

春には桜が美しい上野公園、年末年始には賑わいを見せるアメ横など、1年を通して、観光で多くの人が訪れる東京、上野。そんな上野に来たときに、お土産選びでお薦めしたい上野凬月堂本店。有名なゴーフルや東京カステラはもちろん、上野凬月堂本店でしか購入できない限定商品も販売されています。
歴史と伝統を守りながらも、新しいことに挑戦していく上野凬月堂の菓子作りへの想いを感じられる場所です。
*「東京カラメリゼ」は東京カラメリゼブランドでの取り扱いになるため、上野凬月堂本店では販売しておりません。

住所 〒110-8539
東京都台東区上野1-20-10
*上野広小路駅から徒歩30m
TEL 03-3831-3106
営業時間 月曜日~土曜日:10時~20時
日曜日:10時~19時
URL http://www.fugetsudo-ueno.co.jp/

Writer : YUKI MOTOMURA
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Photographer : KOJI TSUCHIYA

株式会社上野凬月堂

所在地 東京都台東区上野1-20-10
TEL 03-3831-1111 *「東京カラメリゼ」についてのお問い合わせは、03-3837-0232まで。
URL http://www.fugetsudo-ueno.co.jp/

※こちらの情報は取材時のものです。最新の情報は各店舗にお問い合わせください。

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